私たち人間も自然の中の一部である – by Yoko

 

植物も動物も風や雲や太陽もジャッジしない。
それぞれが、ありのままの姿でいて、お互いに尊重し合っている
そんな世界にいると、自然と落ち着きます。
自然の中がこんなに美しいように、人間も美しい。
他者との違いを区別したり、知らないことを遠ざけるのではなく、違いを知り受け入れる事は、とても興味深いです。

私は葭原滋男さんと2006年に出逢いました。私はそれまで視覚障碍者の方との関わりを持ったことがありませんでした。
彼は、当時、私が住んでいた家の近くでブラインドサッカーの練習をしていました。私が初めて練習を見に行った時、彼は「何かしてあげるという気持ちなら、来ないで。一緒に楽しみたいと思うならまた来て欲しい。」と私に言いました。
私には何かしてあげようという気持ちはなく、私に何が出来るのかもわかりませんでした。何故なら私はサッカーをやったことがないし、見えないことの意味を実体験としてわからないからです。私は、ただ、楽しそうだからという理由だけで彼らに関わることにしました。そこには、私の世界とは全く別の人達がいて、私は彼らからたくさんの刺激を受け、私が知らなかった多くを学びました。
彼らの個性、感性、見え方、考え方、在り方、世界観、勇気、面白さ、などたくさんのことがあります。

彼は言います。「私はオリンピックで金メダルを手にすることは出来なかっただろう。でも、パラリンピックだったから、選手層も薄いし、金メダルを手にすることが出来た。だから、見えないことに感謝している。」
もちろん、彼は平日にはサラリーマンとして働いていましたから、彼は時間を作る工夫をして練習をしたことは言うまでもありません。

更に、彼は言います。「自分たちは特別じゃない。ただ、見えないだけ。見えないことを嘆き悲しむより、何が出来るか、どうやったらいいかを考え、チャレンジしていくのが楽しい。」

面白いエピソードや名言もたくさんあります。関わるほどに、彼らは障碍者ではなく、一つの個性であることを実感しました。
私は、彼らから学んだ素晴らしい世界を、もっとたくさんの人にそれを感じとって欲しいし、シェアしたいと思っています。

無知による区別をすることなく、私たち人間も自然の中の一部であるという意味で、みんな同じであることをみんなで体感で着たら嬉しいです。